2014年04月13日(日)

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい」Tテサロニケ5:16 



この御言葉は、難しいと思うだろうか。つまり、「思い煩うな」「落ち込むな」「失望するな」ということで、「いつも」喜べとあり、ラッキーな時、ハピーな時に喜ぶのではなく「いつも」喜べだ。

「すべての事について感謝しなさい」とあり、願いが叶えられた時、嬉しい時に感謝するのでなく、「すべての事」だ。すべての事であれば、病気になった時も、けがをした時も、リストラになった時も、受験不合格の時も、田畑が不作の時も含まれる。

又、辛い対人関係で、批判されたり、悪口を言われたり、又、バッグや財布を落とした時も含まれる。「そんな事、無理」「どうして感謝などできよう」「そうできたらいいよね」と思うだろうか。

そう思って、相変わらず思い煩い、都合の悪い事態が起きれば、失望落胆し、不安に襲われたままで、いつか事態が去れば安堵し、感謝するだろうか。そうであれば、一生何も変わらず、アップダウンの繰り返しになる。目に見えるところにほんろうされ、振り回される。

「すべてのことについて感謝しなさい」これを単なる言葉ととるか、神の真実な言葉ととるかで、人生が全く違い、信仰生活が大きく変わって来る。不都合な事態が起きた時、まず神の言葉に従って、感謝してみよう。感情でなく、一歩信仰により従うと、心が不思議に変わることを経験する。

目の前の状況に支配され、真っ暗になった心が不思議に違って来る。何だか落ち着いて来る。主に焦点が向くからだ。神を見上げることになるので、視点が変わる。目に見えるところでなく、信仰に立つと、目に見えないところを見て行く。神の約束に立って行ける。

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感謝できないなら、まず正直に「感謝できません」と祈ろう。祈っていると、感情では感謝できないが、信仰に立ち、意志を向けようと思えて来る。そうする時、また心が変えられて行く不思議を経験する。