2014年06月13日(金)

「あなたのことばは、私の足のともしび、私の道の光です」詩篇119:105



ある人が、仕事がうまく行かなくなった。行き詰まってしまい、こ
れ以上何の方法も無いように感じられた。しかしその仕事は、主に
祈って導かれて始めた、新しい仕事であった。進む事も退く事もで
きず、どうしてよいかもわからなかった。自分の力の無さに打ちの
めされた。主の御前に静まり、祈ろうと、御前に行き、心を静め、
そして、心の思いをことごとく打ち明けた。

御声を聞こうと、御言葉を読んでいた時に「あなたがたがわたしを
選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び・・任命した
のです・・実を結び、実が残るため・・」の言葉が心に迫った。
主が自分を選び、この仕事を与えて下さったことが、今一度新たに
された。

主を信頼してではなく、「自分が」何とかしなければと、「自分が」
「自分が」と頑張って、力尽きた姿が見せられた。「自分が選んだ
のでなく、主が選んで下さった」そこに安堵が来て、自分自身と仕
事を再度明け渡した。すると不思議な事に、心の苦しみや、思い煩
いが失せて平安になった。

とにかく、目の前の一つ一つ、主に従ってゆけばよいと思えて、気
持ちが楽になった。祈りつつ、主が導かれる通りに従って行った。
その時、目の前の道が、開かれて行き、主の備えを体験して行った。
今、もし行き詰まっているなら、心静めて、祈り、御声を聞いて行
こう主は、あなたの道を示し、導いて下さる。
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ずっと先が見通せると主に頼ることなく歩んでしまう。行き詰まり
は感謝だ。また一足ごとに主に頼る謙遜を知らされる。御言葉に照
らされ、今日も示された道を信仰によって歩んでいこう。