2014年07月14日(月)

「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」マタイ16:23 



ペテロは「あなたがたは、わたしをだれだと言うか」との主の問い
に、「生ける神の御子キリスト」と立派な答えをした。しかし、そ
の後、主が十字架と復活の事を話されると、ペテロは主をいさめた。
「そんな事が、あなたに起こるはずがない」と。主の十字架を「そ
んなこと」と言い、「起こるはずがない」と。主は、それを「サタ
ン」といさめられた。

主は、十字架を否定して、挑んで来る敵を見破られた。ペテロにす
れば、良かれと思い、主のために言ったつもりだ。しかし、それは
人間的な思い、肉の価値観であり、サタンの思いと合致し、神のみ
思いと正反対のものであった。本人は良いと思い、正しいと思って
いるのでわからない。しかし、結果的にサタンに導かれていて、罪
を犯すことになる。

本人は主のためであり、正しいと思い込んでいるので、ストレート
な罪よりもやっかいだ。「あなたは神のことを思わないで、人のこ
とを思っている」。サタンに欺かれ、肉の思いに進む時は、主の事
を忘れている時だ。目に見えない主が飛んで、目に見える、人と、
世の事に、心が奪われている時だ。肉に流されてしまう。

又、人からの賞賛、人からの愛や誉れで心を満たそうとする時、サ
タンにだまされてしまう。主より、人からよく思われたいとの思い
に引っ張られる。サタンは狡猾だ。御霊により肉の思い、サタンの
攻撃に気づけるよう、祈っていよう。
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「そんなことが・・」と、本質も見極められず、目先の状況、肉の
反応に素直に従い言ってしまう自分の姿を見る。いつも目先のこと
しか見えない者だとへりくだり、サタンを意識していよう。背中を
押されている時、気づけるよう祈りたい。