2002年05月14日(火)

『「主よ。あなたはどなたですか」と言うと、お答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである」』(使徒9:5)


 歴史を見ると、人類は宗教の名において
考えられないような残忍な事をして来た。
彼らはしばしば良心の呵責なしにそうして
きた。イスラム教徒とユダヤ教徒は聖戦と
称して戦争をして来た。ある思春期にさし
かかった青年が宗教の名においてなされた
残忍な行為を知った時、信仰がゆらいだ。
親を心配させたくなかったので、神に祈っ
て心の内を打ち明けた。
すると、パウロを通して示された。
サウロは神を喜ばせていると信じて、クリ
スチャンを迫害し死に至らしめていた。
それが正しい事だと信じきっていた。
神はそのサウロを捕らえ、回心を与えられ
た。その後、彼は180度方向変換し、命
をかけてキリストを宣べ伝え敵にすら愛を
持って宣教した。主は決してそのみこころ
を私達に無理強いされない。
私達の意思を決して無理強いすべきでない。
意見を異にする人々をも愛すべきだ。
これこそ真の神の相違だ。