2015年11月13日(金)

「それは、あなたを苦しめ、あなたを試み、ついには、あなたをしあわせにするためであった」申命記8:16



エジプトを出たイスラエルは荒野を通された。「燃える蛇やさそり
のいるあの大きな恐ろしい荒野」だ。困難で苦しく辛い状況だった。
私達も、時に荒野を経験する。突然のリストラ、失業、経済的苦境、
対人関係での悩み、受験の不合格、突如の失望落胆、何でこんな事
が、との苦しい事態に遭遇する。

しかしそれは「ついには、あなたをしあわせにするため」とある。
最終的にはあなたを幸せにするための機会であり、必要ゆえにその
苦しみが今、与えられている。必ず祝福へと導かれる。神は完璧な
ご計画を持たれ、無駄な事は一つもされない。「あなたをしあわせ
にするため」との御心を受け止めよう。

ある中間管理職の男性が、苦しい役どころに立たされた。上からは
圧迫、下からは突き上げ、なぜに自分ばかりと辛い。目の前の苦し
みに祈りに祈っていると、「あなたを苦しめ、あなたを試み、つい
には、あなたをしあわせにするため」と語られ、自分の成長のため
に不可欠であり、自分が幸せになるために、どうしても通らねばな
らない授業と、御言葉に立った時、信仰もって前向きに受け止める
ことができた。

そして、その試練の行程の中で、沢山の教えられる事があり、深い
霊的恵みを味わった。試練が来ると「なぜ?なぜ?」となるが、神
は「あなたをしあわせにするため」と言われる。試練のプロセスの
中に神からのメッセージがある。それを受け取る事こそが、大きな
恵みだ。
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試練が神からのものと信仰で受け止められるのは感謝だ。行き詰ま
り、失望し人を妬んでしまう。試練には神のご愛とご計画がある。
それは、私を幸せにするためだ。