2016年10月14日(金)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」詩篇37:5



ある人に、打ちひしがれるような試練が臨んだ。辛くて苦しくてた
まらない。教会で御言葉を学んでいると、その試練の中で、自分が
握っているものがわかり、それを主に委ねるようにと。その事が示
されているとわかった。しかし、どうしても委ねられないのだ。

委ねようとするが、委ねられない。自分が固く握っている。どうし
ても放せない。自分が手放すと、何もかもが崩れ落ちて、だめにな
るように思えてしまう。そのところで主を信じることができていな
い事も照らされた。そして自分の思い通りにしたいと思っている。
握り締めているものは、自分にとって、いのちとなっている。

しかし現実は苦しくてたまらない。委ねられないからずっと苦しい。
委ねようとするのだが、心の芯では握り締めている。もうどうにも
ならず、委ねられないこと、どうしても出来ないこと、握って放せ
ないこと、でも苦しくて助けて欲しいこと、そんな事を何もかも吐
き出して祈った。

心底ギブアップ状態になった時、不思議だが委ねることができた。
御霊の働きであり、祈りの答えであり、みわざだった。その時、そ
の問題に解決が来て、心平安にされた。

私たちも委ねようとするが、自我が強く、握り締めていて、委ねら
れない、主に明け渡せない事を経験する。人にできない事が神には
できる。ありのままを主に祈ろう。助けを求めよう。主が働かれる。
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主の御心にかなった祈りは必ず聞かれる。何度も何度もありのまま
を祈っていこう。強い自我を放す日はくる。主の御わざだ。違う角
度から状況を見られたり、主の御心に従いたいと心から思える。