2017年03月14日(火) 「御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません」ガラテヤ5:16
「御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません」ガラテヤ5:16
ある人が主を信じた時に、今まで感じた事のない喜びが湧いた。最 初は、純粋に嬉しい日々を過ごした。しかし歳月の経過と共に、段 々心に葛藤が生まれ、以前よりも罪が意識されるようになり、辛く 感じた。そんな中、救われた時に新しい性質が与えられ、しかし古 い性質もそのまま残っていて、御霊によって歩む事が信仰生活なの だと学んだ。 教会の中にいて、自分の強いプライドが頭をもたげて来ることがわ かった。人にどう見られているかが気になって仕方がない自分。良 く見られたい、信仰深く、霊的な者に見られたい。プライドがむく むくと出て来る。この世ではなく、信仰者の中において認められた い、評価されたい、そんな自分に気づかされた。 まっすぐに主を見上げる心が、人からの賞賛、栄誉、人との比較に 向いてしまい、心がざらつき、当初の喜びや平安が遠いものになっ た。しかしその中で、主にとどまること、祈りの重要性、御言葉の 力、自分の力でなく、御霊によって歩むことを教えられて行った。 行きつ戻りつを繰り返しているように感じてしまうが、確かに主が 成長を与えて下さっている。 すべての人に新しい性質と古い性質がある。それは正常だ。根深い 肉の性質もある。しかし古い性質と新しい性質の葛藤の中で成長し て行く。砕かれ、学ばされて行く。自力で出来ないこと、委ねるこ とを教えられて行く。主が成長を与えられる。御霊の気づきに感謝 し、学んで行くことが大切だ。御子のかたちへと変えられる過程だ。 ----------- どこまでも自分しか見られない肉にあって、新しい御霊の導きが与 えられていることは感謝だ。葛藤もまた祈れる。古い性質のまま流 されず選ぼう。瞬間、瞬間祈りながら御霊に歩もう。