2018年08月14日(火)

「私は昔の日々を思い出し、あなたのなさったすべてのことに思いを巡らし、あなたの御手のわざを静かに考えています」詩篇143:5



その前の節に、「霊が衰え果ててしまい、心がこわばった」とある。
心が打ちひしがれ、折れてしまったと。私たちも心が折れることが
ある。困難や苦しみが許容量オーバーになった時、心が打ちひしが
れる。又、ストレスが次々と来て、対応出来ず、限界になってしま
うことがある。普段なら、対処して行ける事が心に余裕が無くなり、
心がネガティブな方に流されてしまう。

又、余裕が無い時は、心がイライラしてしまう。そんな時、ダビデ
は昔のことを思い出した。以前の恵みを数え、危機の際に成して下
さったみわざを覚え、沢山の祈りの答えを覚え、目の前の状況でな
く、主の恵みに心を向けた。主のなさった一つ一つの事を思い巡ら
し、御手のわざを、主がどのようなお方かを静かに考えた。

それは祈りとなって上って行った。「朝にあなたの恵みを聞かせ、
私に行くべき道を知らせてください」「あなたのみこころを行なう
ことを教えてください」。主が行くべき道を教えて下さるように。
そして、自分の思いや、自分の都合でなく、自分の思い通りの道で
なく、あなたのみこころを、行えるように助けて欲しいと。

辛い時、苦しい時、過去を振り返り、恵みを数えることは良いこと
だ。主に向き、感謝が湧き、たましいが引き上げられる。正しく主
に向くことができて、みこころの道へと導かれて行く。これまで成
されたみわざに思いを馳せよう。そして感謝を献げよう。心が変え
られて行く事に気づく。
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心がしおれている時、過去の失敗や過去の栄光が思い出されるが、
振り返るのは主がして下さった感謝な恵みの数々にしよう。そして
ご誠実な主の助けに信頼しよう。主の助けが必要だ。