2018年10月13日(土)

「こうして彼らは・・すべて主が命じたとおりにした。その後、神は この国の祈りに心を動かされた」Uサムエル21:14



祈っても祈っても、祈り続けるのだが、全く答えが見えないことを
経験するだろうか。又、何か、ずっと打ち続く状況が目の前にある
だろうか。ダビデは3年間引き続くききんがあった。なかなかきき
んが、おさまらない。その時、ダビデは、ききんがおさまるように、
この状況が何とかなるようにと祈ったのではなく、「主のみこころ
を伺った」。

ダビデはこの出来事に、主を仰ぎ、主の御心を求めた。主はどう思
っておられるのか。豊作を求めたのでなく、この事の原因を伺った。
この祈りは主の心にかない、すぐに答えが来た。サウルがギブオン
人を殺すという罪を犯していたのだ。盟約を結んでいたにかかわら
ず、サウルは熱心の余り罪を犯した。その罪を神は見過ごされなか
った。

そこで、ダビデはその事を対処した。ギブオン人たちに聞き、彼ら
が求める通りに、その事の償いを果たした。「その後、神はこの国
の祈りに心を動かされた」罪が示され、その償いをした時に、神は
祈りに目を留められた。罪は祈りの妨げとなる。罪があるなら、祈
りは聞かれない。「あなたがたの罪が御顔を隠させ、聞いて下さら
ないようにした」と。

熱心に祈っても答えが無い時には、立ち止まって、原因を求め、主
の御心を探り求めよう。主はその祈りに答え、御心を示し、正し、
祈りを軌道修正しつつ、正しく導いて下さる。主のお心を尋ね求め
よう。

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時に主は、心の内を探らせたくて、祈りの答えを控えられる場合が
ある。そんな時は祈りを変えて、主のみこころを伺ってみよう。主
が軌道修正を望んでおられる、何かがあるのかも知れない。御霊の
光で、自分も気づいていない心の内を照らし出して下さる。