2018年11月13日(火) 「神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだと確信したか らである」使徒16:10
「神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだと確信したか らである」使徒16:10
主は私たちを導く時に、環境を通して導かれる場合がある。パウロ がアジアで宣教しようとすると、聖霊に阻止された。ビテニヤへ行 こうとすると、それも阻止された。つまり状況的に、何らかの事情 が出来て進めなくなったと思われる。「行くな」と言葉で言われた のでなく、何かの事情が生じて前進できなくなった。 それでトロアスに下った時に「マケドニヤへ渡って来て私たちを助 けて下さい」との幻を見た。この幻を見た時、ずっと祈り続けてい たであろうパウロは、マケドニヤ行きを神が導いておられると確 信した。パウロは「確信した」ので「ただちに」マケドニアに向か った。 ここで学ぶ事ができる。神は環境を用いて御心でない道を閉ざされ る。もしこの聖霊の阻止が無ければ、パウロは御心に反する方向へ 向かっていた事になる。私たちが切に願っていた進路が閉ざされた 時、落胆し、心は真っ暗になる。だがそうでなく、神があなたのた めに、更にふさわしい別の道を備えておられるという事だ。 又、「確信した」とあり、祈り続けるなら、神は必ず「確信」を与 えて下さる。今、一歩前進を躊躇させるものがあるなら、不安があ るなら、「確信」が与えられるよう祈り求めよう。「確信する」事 によって、一歩を踏み出すことができる。そして、確信が臨んだな ら、彼らが「ただちに」マケドニアに向かったように、行動を起こ そう。 そこで尚かつ行こうか、どうしようかと、ぐずぐずしていたなら機 会を失ってしまう。御心を確信したなら、次に必要な事は、今すぐ に「ただちに」行動に移す事だ。 ・・・・・・・・・・・・・ よくよく祈り、祈りの答えを見張り、又、心の平安を探り、御言葉 に目を留め、環境を見ていよう。アンテナを張っているなら、進む べき道を導いて下さる。不安があるなら更に祈る時、その具体的な 不安に対して答えを与えて導いて下さる。