2019年07月14日(日) 「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時 がある」伝道3:1
「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時 がある」伝道3:1
ヤコブは、父とエサウを騙して、兄は激怒。身の危険に、逃げるよ うに遠方の伯父ラバンのもとへ。そこで20年の歳月、神の御手によ り苦しく厳しい訓練を受けた。ラケルをめとるために7年の労働を 課せられ、成し遂げた時に与えられたのは、姉のレアだった。ラケ ルをめとるためには、もう7年の労働を要求された。伯父に騙され たのだ。 父と兄を騙したヤコブは、伯父に騙された。苦しい刈り取りであっ た。結果14年の厳しい労働の末、ラケルをめとる事ができた。ラバ ンに無料労働を提供したようなものだった。そして滞在の20年間は、 暑さ寒さの中で苦しく辛い労働の日々であった。決して甘くはなか った。厳しいものであった。この20年は、主の御手による取り扱い であった。砕きと訓練の連続であった。 それは伯父ラバンでなく、主によるものだった。狡猾で自我の強い ヤコブを砕き、練り、整え、器とされるためであった。主の定めた 20年を、誰も変える事ができない。ヤコブも自分で縮める事は出来 ない。又、延ばす事も出来ない。訓練し整える期間は、主が一日も 違わず定められている。そして期間が終了し、時が満ちたなら、ラ バンも止める事が出来ない。 主が「あなたをこの地に連れ戻す」と言われた通りに成就する。私 たちも様々な事が身に起きる。主の取り扱いだ。偶然でなく、不運 でなく、サタンにほんろうされているのでない。ヨセフと同じく 「私をここに遣わしたのは、あなたがたではなく、実に、神なので す」「実に、神」であり、神によることだと。 ・・・・・・・・・・・・・ ヤコブが20年後に帰郷を果たす。時は定められていた。主はヤコブ を砕き、練り、整えられて、主の時が満ちた。私たちにも、時が決 められている。長くも短くもないピッタリの最善の時だ。主が時を 定めておられるので、信じ委ねて、安んじていよう。