2020年08月14日(金)

「私には、水がかき回されたとき、池の中に入れてくれる人がいま せん。行きかけると、もうほかの人が先に降りて行くのです」 ヨハネ5:7


もし人が病気になっても、それが普通で正常な状態だと思っている
なら、病気が治ることはない。病気が治るためには、自分が病気だ
と認識しなければならない。私達も癒されるためには、自分は病気
であり、この状態はまともではないと認識することが重要だ。

自分の内側の自己中心には目を向ける事なく、相手の欠点ばかり責
めているなら、いつまでたっても、その状態は改善されず、同じ事
の繰り返しのままだ。成長ができない。私たちはどうだろう。相手
の欠点ではなく、状況の問題ではなく「自分の問題」だと気づき、
認めて行く時、大きく変えられて行く。

この人は、今の状態の原因を「池の中に自分を入れてくれる介助人
がいないから」と、人が助けてくれないからだと。助っ人がいな
い、
だから自分はずっとこんなふうで、良くならないと。人に依存して
しまっていた。人依存だと無気力になる。うまく行かないのは人の
せい。その人依存こそが問題だ。主は「起きて」と言われた、床を
取り上げよと。そして自分の足で歩けと。

問題は、人に、病気に、依存している「自分に」あると気づき、認
める時、主のみわざはすでに始まっている。自分の床って何だろ
う。
自己憐憫、諦め、不満、不信仰、神以外のものに頼る心・・その床
を取り上げて、主に向き、心底頼る事を始めよう。自立とは、神だ
けに頼ることだ。
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ああしてくれない、こうしてくれないと不満が出るとき、神と一緒
に他の者にも頼っていることに気づきたい。自分の弱さをしっかり
と認めて神に向き頼ろう。神が変えてくださる。