2021年07月14日(水)

「しかし、アマツヤが聞き入れなかたので、イスラエルの王ヨアシュは攻め上った・・ユダはイスラエルに打ち負かされ、おのおの自分の天幕に逃げ帰った」U列王14:11



ユダ王アマツヤは、1万人のエドム人を打ち破り、心はおごり高ぶ
っていた。それで、イスラエル王ヨアシュに「勝敗を決めよう」と
迫った。ヨアシュは、アマツヤにその栄誉に満足して、家にとどま
っておれと。どうして、争いをしかけて、わざわざ災いを求めるの
かと。あなたもユダも倒れる事になると言った。自分だけでなく、
周囲の者も傷つける事になると。

しかしアマツヤは聞き入れず、ヨアシュと戦った。アマツヤは言葉
通り、イスラエルに打ち負かされた。それだけでなく、エルサレム
の城壁を400キュピトに渡って打ち壊され、主の宮と宝物倉にあった
すべての金銀、器具が奪われ、人質を取られた。その栄誉に満足せ
ずに、おごり高ぶる時、破壊的な結果をもたらす事になる。わざわ
ざ災いを求め、罪をもてあそぶと、悲惨な、取り返しのつかない結
果を招く。

罪を軽く扱ってはならない。今、主から与えられている栄誉に満足
し、貪欲に陥らないよう自戒しよう。そして祈っていよう。罪をも
てあそぶ時、心の城壁が崩れてしまい、罪から罪へと進む事になっ
てしまう。私たちが罪を犯す時、自分だけにとどまらない。「あな
たもユダも共に倒れ」、自分自身も、又、家族や周囲をも巻き込み、
深く傷つけてしまう。

宝物倉の金銀が奪われた通り、幸せな家庭や信頼関係が壊れ、地位
を追われ、痛みを刈り取る。へりくだって、御言葉にとどまり、誘
惑から守られるよう、罪から守られるよう、主に頼り、いつも祈っ
ていよう。
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心が高ぶっているとそれにも気づかない。日々、主のかたわらで自
分の心を見張っていたい。自分では罪の力から逃れられない。へり
くだり主の守りを祈っていよう。