2023年10月14日(土)

「わたしも一言あなたがたに尋ねましょう。もし、あなたがたが 答えるなら、わたしも何の権威によって、これらのことをしてい るかを話しましょう」マタイ21:24


主が人々に教えておられると、祭司長や長老たちが、「何の権威
によってこの事をするのか。誰がその権威を授けたのか」と詰め
寄った。すると主は「バテスマのヨハネは、天から来たのか、それ
とも人からか」と逆に質問された。

すると彼らは互いに論じ「天からと言うなら、ではなぜ、ヨハネを
信じないのか。更にヨハネが、救い主だと示すイエスを信じない
のかという事になる。人からと言えば、ヨハネを神からの預言者
として認めている群衆の反発が恐い」。そこで彼らは、「天から」
とも「人から」とも答えず、「わかりません」に逃げた。

結局、彼らは真実から逃げて、主にも、自分にも向き合わず、責
任を取る事もせず、自分の都合の良いように生きて行った。真
実はどうかでなく、自分の都合はどうかだった。その時、主は
「わたしも、何の権威によってこれらのことをするのか、あなたが
たに話すまい」と言われた。

私たちもどうだろう。何が真実かでなく、実は人の目を気にして
いたり、又、自分の思い通りに歩みたくて、あいまいにしている
だろうか。犠牲は払いたくないだろうか。そこそこでよいと思っ
ているだろうか。しかし、それなら、主を親しく知ることができない。

主を信じてはいるのだが、もやがかかったようで、よくわからず、
中途半端で終わってしまう。「逃げています」「自分の思い通りに
歩みたいと思っています「あいまいにしていたい者です」と認め
て祈って行く時に、前進させて下さる。御霊が導き、御霊の喜び
へと導いて行って下さる。

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ありのままを愛して下さっている主に、ありのままを告げてみよ
う。「よくわからないです」「絶対に放せないものがあります」「
世も楽しんでいます」「でも、神様も知りたいです」ありのままを
祈って行く時、何かが変わって行く。