2025年10月14日(火)

「御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足 させるようなことはありません。なぜなら、肉の願うことは御霊 に逆らい、御霊は肉に逆らうからです・・」ガラテヤ5:16



信仰生活でどうだろう。なかなか自分が、変えられて行かないと
感じるだろうか。私たちは主を信じた時に、新しい性質が与えら
れる。その性質は主を喜び、主の御心を行なおうとする。しかし、
同時に古い性質もそのままあって、それは罪の性質だ。自己中心
で、行動する時の動機は自分の損得だ。利得にならない事に関わ
りたくない。

新しい性質は、主の御心が第一で、自分の損になっても、御心に歩
もうとする。自分が変わらないと感じるのは、日常生活で、この古
い性質に従ってしまう事が大きい。これが自我であり、この自我が
砕かれないなら、長いクリスチャンでも、自分中心に歩んでしまう。
自分の肉の思いが第一で、自分の思い通りに事を運んで行く。

そのため主が関与され、様々な事態にそうぐうさせて下さる。職場
で、学校で、近隣で、難しい対人関係に出くわす。なぜ、この相手
がいるのか。しかし紛れもなく主が、目の前にその相手を置かれて
いる。又、対処の難しい問題を、目の前に置かれる。どうやっても、
うまく対処出来ない。相手が悪い、状況が悪いと思いたい。

しかしどのようにしても、何も変わらない。万策尽きて疲れ果て、
ギブアップし、主のもとへ行く時、自分の問題だと、示して下さり、
自分が砕かれて行く。すると御霊に導かれ、平安が心に来て、様々
教えられて、解決へと導かれて行く。
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十字架によって救われた後も、一つ一つの取り扱いにより自分を押
し通す古い生き方から変えられて行く。痛いところでも、その中で、
学びたい。必ず主のあわれみだと教えてくださる。