2003年05月14日(水)

「そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします」(ヨハネ8:32)

キリストを宣べ伝えたという理由で、パウロとシラス
は、何度もむち打たれ、牢獄に入れられ、足かせをか
けられた。打たれた傷は痛み、牢獄は暗く湿っていて
気が滅入りそうだった。失望落胆しそうだ。しかし、
彼らは全く違った。そのような状況の中で祈りと賛美
をしていたのだ。その時、地震が起こり扉は開き、囚
人達の鎖は解けてしまった。ところが、パウロとシラス
は逃げなかった。二人にとって、真の自由とは、肉体的
に拘束から解かれることではなかったのだ。彼らは牢獄
のまっただ中で、すでに自由だったのだ。状況には関係
無かった。御霊に導かれて、御霊に従っている時、私達
は自由だ。みこころの中にいる時、苦しくても、心の
奥底に揺るぐ事のない平安を経験する。主を知れば知る
ほど自由になる。