2003年11月13日(木)

「だれも、ふたりの主人に仕えることはできません・・あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません」(マタイ6:24)


 富める役人は、富みが偶像となり、正しく見えなく
なり、イエスのもとを離れ去った。
太陽に向かい十円玉を目の前に置くと、あの大きな太
陽が見えなくなる。偶像は大きな力があり、真の神を
見えなくしてしまう。鏡と普通のガラスは、同じガラ
スだ。しかし、見えるものは全く違う。ガラスは向こ
うが見え、鏡は自分が見える。あなたは鏡の前にいる
か。窓ガラスの前にいるか。鏡なら自分自身が見える
だけだ。一生自分だけを見て、自分の事のみで自分だ
けを喜ばせて終わるのか。窓から向こうが見え、神を
見、神に従い、人々の必要を見て、人々に仕えて行く
のか。心に偶像があると、すべての事が歪み、正しく
見えなくなる。神と富とに仕えることは不可能。