2001年04月13日(金)

   「神はキリストにおいて、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました」(エペソ1:3)

   
 テニス界のスーパースターである一人の選手が
エイズで亡くなった。手術の時の輸血で感染したも
のだった。彼はクリスチャンでありコート内外で
多くの人達に励ましを与えていた。
彼は自分の病気に、自己憐憫に陥り、惨めになる
事もできた。しかし、彼は感謝し続けたのだった。
彼は「なぜ自分がこんな目に?」でなく、目を上げ
目を全く転じて、沢山の自分への身に余る祝福を考
えた。自分の生涯の祝福を思った時「なぜ私に」
だった。テニス界での成功、素晴らしい妻との幸福
に満ちた家庭…なぜ自分をこんなに祝福して下さる
のかわからないと言った。
この態度には深く教えられる。すぐに神に文句を言い
愚痴を言い、つぶやく私たちを恥じ入らせる。
どんなに良きもので神は私たちを満たして下さった事
だろう。救いを与え、家庭を与え、神の言葉を持ち、
絶えず聖霊の慰めがあり、永遠の命の保証がある。
神の祝福を数え「なぜ私に」と尋ねよ。
賛美に変わる。