2005年02月10日(木)

「その人は倒れてもまっさかさまに倒れはしない。主がその手をささえておられるからだ」詩編37:24

フィギュア・スケートのジャネット・リンはクリスチャン。札幌オリンピックで、最も人気のある選手に選ばれた。その滑りは躍動的で、美しく、人々を魅了した。競技中の笑顔が素晴らしく、溢れる幸せを神に感謝している笑顔だと言われた。オリンピックでまさかの事態が起こった。スピンで一度も失敗した事のない彼女が、何と、転んで尻もちをついたのだ。しかしその時、動揺もせず、ニッコリ微笑んで、立ち上がり、競技を投げ出さず、最後まで精一杯にこやかに丁寧に滑り終えた。それは全世界の人々の心を打ち、感動を与えた。世界中が喝采を送った。一人のジャッジは芸術点で満点をつけた。転んだのに満点だ。私達は信仰生活で転んでしまう。失敗や過失を犯してしまう。しかし、もう一度起き上がる事が出来る。何度転んでも、再び起き上がる事が出来る。倒れる事と諦める事は違う。決して諦めないで、何度でも起き上がる事が出来る。主の支えがあるゆえに。
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誰しも失敗する。転んでしまう。しかし、どんな時にも主の愛とあわれみ希望がある。倒れたままではない。もう一度起き上がる事ができる。どんな最悪の中でも可能だ。主の赦しと支えがある。失敗したら、又、主のもとへ行き起き上がろう。