2006年02月11日(土)

「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し」(エペソ4:29)

悪口、噂話は極めて陰険だ。当人が
そこにいない時に話すものだから、
フェアでない。陰湿だ。暗闇の世界だ。
しかし、心に相手への憎しみや妬みが
ある時、それは非常に心地良い。「陰
口をたたく者の言葉はおいしい食べ物
のようだ。腹の奥に下って行く」。私達
にある罪の性質だ。心の妬みや憎しみ
は、恰好の罠となる。そこに悪魔がつ
け込んで、言葉が悪魔の道具とされて
しまう。秩序の乱れや邪悪な行ないが
生まれる。刃物で人の身体を傷つける
と血が流れるが、陰口も同じものだ。
相手の心に血が流れる。根にあるもの
は殺意だ。人を深く傷つける。言う必要
があれば、当事者に率直にまっすぐに
言うべきだ。誤解なら、相手は反論が
できる。まっすぐに言われる言葉には
誠意と真実がある。それを陰で、関係
の無い別の人に言うのは間違っている。
口の源は心だ。心にある妬みや敵対心
に気づき、悔い改める時、自由にされる。
心にあるものは、必ず言葉となって出る。
・・・・・・・・・・・・・・・
光の中を歩みたい。まっすぐに語って行く
者でありたい。心が問題なので、心の暗闇に
、灰色ゾーンに、御霊の光を当てられ、自ら
の罪に気づけるよう。誠実な言葉を語る者と
されたい。