2006年05月13日(土)

「すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、御父を愛する愛はありません」Tヨハネ2:16

「肉の欲」とは、自分の必要を、神によってで
はなく、自分の力で自分の手で満たそうとする
誘惑だ。神はどう思っておられるのかという、
神のお心を求めるのでなく、神に関係なく、
これがどうしても欲しい、どうあっても手に
入れたいという欲望だ。手に入れないと満足
できない。荒野で、主は悪魔から誘惑を受け
られた。40日の断食の後、非常な空腹の中
で、自分で石をパンに変えて食べよというも
のだ。御父のお心はどうかでなく、御父から
離れて、自分で行動して、自分で必要を得よ
との誘惑だ。神の御心より、自分の欲望充足
第一だ。又、悪魔は私達の足らない部分に目
を向けさせる。祈っても無駄であり、祈って
いないで、自分で不足を満たせばよいのだと。
問題は、誘惑を受けていて気づかない事だ。
どうしても欲しい、強い欲望にはくれぐれも
要注意だ。その願望を一旦、神に明け渡すな
ら安全に正しく導かれる。今、祈っても無駄、
自分で動けとの誘惑が来ていないか。サタン
だ。
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肉の欲とは、神に頼らず自分の力で行動する
事だ。それは神の働きや奉仕も、霊的な事柄
にも来る。神に頼らないなら、神から離れてい
て何の実も結ばない。自分、人、物依存ではな
いか?神依存で今日も歩もう。