2006年09月13日(水)

「『わたしに何をしてほしのか』と尋ねられると、彼は『主よ。目が見えるようになることです』と言った」ルカ18:41

一人の盲人が、主が通られる時に「私をあ
われんで下さい」と大声で叫んだ。周囲の
人々がたしなめたが、決して止むことなく、
ますます大声で叫び立てた。主はその声に
立ち止まられ、何をして欲しいのかと聞か
れた。盲人なので、目が見えるようにして
欲しい事は、見るとわかるのだが、主はあ
えて、何をして欲しいのかと尋ねられた。
盲人が主イエスを求めた。盲人の目は開け
られた。たしなめられた時、諦めて黙って
しまったならどうだろう。主は求めを待っ
ておられる。諦めないで、叫び続ける事を
たしなめるのでなく、喜んで下さる。主が
求めておられるのは、あなたの「求め」だ。
あなたの能力、力でなく、あなたの「求め」
を求めておられる。盲人が癒されたのは、
何かしたからではない。何も出来なかった。
今、問題があるだろうか。ネガティブにな
って落ち込んでいるか。相手を責め、環境
が悪いと不満を持ち、相手や環境を変える
ことばかりに悶々としているか。方向違い
である事に気づき、「わたしに何をしてほ
しいのか」と、目の前におられる主に、
「〜〜ようになることです」と、求めをは
っきり告げて行こう。                       
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「求め」がないと、神はわからない。必要が
ない時、神が見えない。自分の問題は求め
が無い事、神無しでやって行ける事だろうか。
「わたしに何をしてほしいのか」と、目の前
の主に何と答えるだろう。