2007年04月13日(金)

「そこで、主は彼らにその願うところを与え、また彼らに病を送ってやせ衰えさせた」詩篇106:15




私達は、求めることにおいて、
注意しなければならない。イ
スラエルの人々は激しい欲望
にかられて、わがままに神に
求めた。すると、神はその願
うものを与えられたのだ。あ
なたが、どうでもこうでも欲
しいと言い張るなら、時とし
て神は与えられる。しかし、
魂はやせ衰える。激しい欲望
にかられて求めて、手には入
れたが、心は決して満たされ
る事がないのだ。返って心虚
しくなる。それほど欲しいも
のを得たのに、心は平安無く、
空虚なのだ。時に、神は私た
ちに学びを得させ、教訓を与
えるために、私達によくない
ものであっても、どうしても
言い張るなら与えられること
がある。わがままにでなく、
神の御心にかなったものを求
めるのが一番だ。自分の欲望
ではなく、神の心にかなった
ものが、私達にとっても最善
だから。幾ら手に入れても決
して心は満たされず、更に、
心がやせ衰えるのは辛いこと
だ。私達の求めを、神のお心
に照らして、神の喜ばれるも
のか、神の栄光が現れるもの
か、よく吟味してみよう。自
分の肉のわがままな欲望では
ないか、自分の栄光のための
ものではないか。
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しかし、みこころがなります
ように・・との態度を忘れぬ
ように。みこころが最善。思
いは正直に御前に打ち広げて、
でも、みこころがなりますよ
うにと祈るなかで、私達は
砕かれて行く。