2007年06月13日(水)

『主は彼にこう言われたのです「・・さあ、行きなさい。わたしはあなたをエジプトに遣わそう」』使徒7:34

同胞を救おうと、エジプト人を殺して
しまったモーセは、パロを恐れて逃亡、
遠くミデヤンの地に身を寄せた。そこ
で家庭を持ち羊飼いとなった。王子で
あり王宮に住み、あらゆる学問を学び、
最高の栄華の中にいた彼は、人生のす
べてを捨てた生活だった。見渡す限り
何もない荒野で、淡々と羊を飼う日々、
かつてのエジプトの生活と雲泥の差だ。
淡々と一日が過ぎ、過去の栄光、地位、
名誉、何一つ無い荒野で、40年の歳月
をこのように過ごした。これが深い神
のご計画であった。モーセは、単調な
仕事、変化もない平凡な日々、同じ事
の繰り返しの明け暮れの中で、忍耐や、
砕かれる事やへりくだり、自分を捨て
る事を学び、培われて行った。モーセ
には、この環境が必要であった。有能
で力ある彼には、どんなにか葛藤の日
々であったろう。匙加減ピッタリの環
境に置かれ、モーセは砕かれた。間に
合う器と造り変えられて行った。時満
ちて神はモーセを呼ばれた。私達も今、
単調で何の変哲もない日々か。忍耐や
へりくだり、自分に死ぬ事、待ち望む
事、神は今その環境で柔和な品格を練
り上げようとしておられる。環境に神
を見て、今の場で忠実に仕えよう。小
事に忠実な者に神は更に大きなものを
任される。
・・・・・・・・・・・
主に一つの無駄もなく、その時、その
場が必要ゆえに与えられている。将来
のための布石でもあり、砕き、信仰を
培っていて下さる。不平不満で無駄に
せず、感謝を選択できたらどんなに良
いだろう。