2008年04月11日(金)

「あなたは、あなたを恐れる者のために、旗を授けられました。それは、弓にかえて、これをひらめかせるためです」詩篇60:4

イスラエルはペリシテや、モアブやエ
ドムに苦しめられていた。ダビデがツ
ォバの王と戦っていた時、アラムがツ
ォバ王を助けに来て、又、エドムも攻
めて来た。私達も、苦難の中で、どう
すれば良いかが学べる。神が「地をゆ
るがせ、引き裂かれ」、神が「御民に
苦難をなめさせ」られ、神が「拒み、
破り、怒られ、顔をそむけられた」と
言い、「あなたの右の手で救って下さ
い。答えて下さい」と神に救いを求め
て祈っている。神にあるがままを申し
上げ、祈ることがまず大切だ。そして
「弓」に頼らず「旗をひらめかせ」よ
と。弓は武力の象徴だ。自分の力、考
え、方法でなく、信仰、神への信頼の
旗をひらめかせることが大切だ。あな
たも今、窮地にあり、右往左往してい
るだろうか。自分の思い、能力、経験、
方法を駆使して、解決を図っているか。
主はそれらの「弓」を捨てて、信仰に
立てと言っておられる。「人の救いは
むなしい」「神によって力ある働き
を」する。自分の力、知恵、方法は虚
しい。又あらゆる状況の中に、必ず神
の御心があり、その御心を求めて歩む
ことが旗をひらめかせることだ。あな
たにとっての「弓」は何だろう。弓を
捨てるなら無防備になるが、代わりに
神は旗を授けられた。それをひらめか
せる時、「この戦いは主の戦い」と神
が戦って下さる。拠って立つ弓を捨て
て、信仰の旗をひらめかそう。
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窮地は、自分の知恵や力で動こうとす
る思いを捨てるチャンスだ。自力に絶
望し挫折し、神の旗をひらめかせ、神
に支えられ戦う事を学ぶ時だ。