2008年10月14日(火)

「あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかも知れない」エステル4:14


                                   
エステルが、モルデカイのもとに
送った宦官ハタクにより、ハマン
がユダヤ人を絶滅させようとの計
略を知る。そしてモルデカイから
の「王のところに行って、自分の
民族のために王にあわれみを求め」
るようにとの伝言を聞く。しかし、
召しもなく、王に近づくなら死刑
とのペルシャの法律がある。非常
に重い任務に悩む。しかし、モル
デカイの「あなたがこの王国に来
たのは、この時のためであるかも
知れない」との言葉を受け入れ、
法令にそむいても、王のもとへ行
き、死ななければならないのなら、
死ぬ事を決心した。これはエステ
ルの神への信仰だ。何より神に従
おうとした事の現れだ。エステル
にしか、他の誰にも出来ない働き、
エステルただ一人ができた任務だ。
捕囚の民として異国の地で育ち、
ワシュティが退けられた事により
王妃に抜擢された。すべて生い立
ち、成育歴は神の摂理だ。たまた
まそのようになったのではなく、
神のご計画であり、今、あなたが
遣わされている場も、神のご計画
だ。今の環境で、境遇で、あなた
にしかできない働きがある。その
ために今に至るまで、一分違わず
すべてが備えられて来た。今、
「この時のため」との何かの御心
を示されていたなら「おことばど
おりこの身になりますように」と
自らを明け渡して従おう。大きな
みわざが成し遂げられる。
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今自分にしか出来ない事は何だろ
う。神様の示しておられる導きに
気付けるよう、常に神様の御側に
いよう。神様が共におられる喜び
を持って、恐れずに素直に従える。