2009年02月11日(水) 「あなたの子孫はこのようになる。彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた」創世記15:6
「あなたの子孫はこのようになる。彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた」創世記15:6
アブラハムはどんな状況の中で、神を信じたのだろうか。 75歳で導きに従い、カナンに移り住んだ。原住民との闘いの 日々だった。 子どもができず、しもべエリエゼルを相続人にとさえ考えていた。 そんな時に、神はアブラハムに、満天の星を見せ、子孫はこのよ うになると約束された。 その時、彼は神の約束を信じた。現に子供はおらず、まだ全く見 ていない事であり、常識では受け入れ難い事だった。 しかし、アブラハムは神ご自身を信じた。状況でなく、神ご自身 を見て信頼した。「彼は望みえないときに望みを抱いて信じた」。 望み得ないときに望みを抱くからこそ、信仰だ。 目に見えないから信仰であって、目に見えたなら、もう信仰は必 要ない。 それは全く目に見えない。人間的な実感などない。状況を頼り、 状況を幾ら見ても信仰など湧かない。 状況からの結論は「不可能、絶対にあり得ない」だ。 どこから信仰が来るのか。望み得ない状況から、いかに望みが 湧き上がるのか。 それは約束の御言葉だ。神が語られた約束の御言葉を、そのまま 受け取り、受け入れる時、「彼は主を信じた。主はそれを彼の義 と認められた」とアブラハムと同じ祝福を受ける。 彼が100歳の時に約束の御言葉が成就した。 神は必ず約束を成就される。状況でなく、御言葉を見続けていよう。 ------------------- 私達は状況しか見えないのではない。約束のみ言葉があり、御霊の導きを悟る事ができる。状況の中におられる神様を見つめて勝利しよう。