2010年02月10日(水)

「すべての懲らしめは・・かえって悲しく思われるものですが・・これによって訓練された人々に平安な義の実を結ばせます」ヘブル12:11



職場や近隣・・その所で、だいたいの問題が対人関係だと言われている。難しい相手がいて悩まされ、悶々鬱々状態に陥り、振り回される。今、目の前に難しい対人関係があるか。状況に右往左往、アップダウンするのでなく、信仰の目を持って、この問題を受け止めよう。

目の前の関係は神の主権のもと、神から来ていて、御手の中にあり、神が何かを教えたいとのお心だ。これを幾ら逃げて、状況を変えても、必ず次の相手が現れる。反応する自分の内側に光を当て、取り扱って下さる。逃げず、避けず受け止めて、祈って行く時、自分が変えられる。

ある人は、言われ無き非難、批判をする近隣の人に悩まされた。知らない人々は事実無根の事を信じてしまい、ひどく傷つけられた。名誉毀損だ。話せばわかって貰えるものの、追っつかないし、いちいち説明するのにも疲れ果てた。

「なぜこんなひどい目に?」と涙ながらに祈り、しかし、すべての事に主のご計画ある事を信じて、この事を主に委ねた。示されるまま従って行くと、相手が病にある事がわかった。非常に苦しい事態であったが、時と共に収束して行った。

そしてその時、変えられている自分を発見した。成育歴もあり、人が極度に気になり、神経過敏でどうにもならなかった。その厳しい辛い試練の後、鍛えられ強くされ、人が気にならなくなっていた。試練は痛いが、必ず祝福と成長を下さる。
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試練を通し神様は私達を変えて行かれる。問題の前で徹底無力の自分を認めることも祝福だ。周囲を裁いてばかりいた自分も悔い改めることができる。思い通りの生き方をしていては決してわからない領域へと導いて下さる。