2010年08月12日(木)

「自分に都合の良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、真理から耳をそむけ」Uテモテ3:3



バラクが、超自然の力を持つ占い師バラムを雇い、イスラエルを呪わせようとした。神はバラムに、共に行くな、呪うなと言われた。にも関わらず、バラムは報酬に目がくらみ、バラクと共に行く。しかし、バラムには神の御心がはっきりとわかっていた。「一緒に行ってはならない。民を呪ってもいけない。その民は祝
福されているから」と。

バラムは尚も「主が、私に何かほかのことをお告げになるかどうか確かめ・・」との態度だ。御心がはっきりしているのに、それ以上何を求める事があろう。問題は従うかどうかだけだ。「従う」ことがなすべき事だ。

私達も同じ事がないか。つまりは、自分の都合の良い事を言って欲しい。あらゆる偶像を巡っている人がいたが、自分の求めている答えが出るまで、拝み屋を巡り歩いた。自分の答えをすでに持っていて、承認が欲しい。そしてバラムは、神の御言葉に従うよりも、不義の報酬を愛した。神の御言葉よりも、自分の利害を求め、優先させる生き方だ。

しかし、聖霊は自らの状態に気づかせて下さる。あなたも御心がわかっているのに、尚も自分の都合の良い答えが欲しくて、ぐずぐずしているか。又、自分の欲の誘惑が来ているか。わかっている御心に、信仰もって従おう。その一歩を踏み出すと、次に又、示しがある。いつも、示されている御心に従う事が大切だ。
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御心に従えるよう望んでいるだろうか。自分の都合のよい生き方と御心は違う。違うから御心を選んだ時、自分の思いをはるかに越えた神様に出逢う。思い通りにしたいけれど、御心だけがなる事を祈っていこう。