2011年02月10日(木)

「あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい」Tペテロ2:11 


「肉の欲を遠ざけよ」と言われている。それはたましいに戦いを挑んで来ると。軽く見て、侮ってはならない。凄まじい力がある。それゆえ「その場から離れること」「避けること」は大切だ。夕暮れ時に起き上がったダビデは、屋上を歩いていると、バテシバが、からだを洗っているのが見えた。ダビデにとって誘惑となった。ダビデは情欲を拒否するために、すぐにその場を離れるべきであった。

その場をすぐ離れ、自分を遠ざけたなら、守られたであろう誘惑に、自分から、身を委ねて行ってしまった。更に積極的に人をやって、その女性の身元を調べさせた。ウリヤの妻だとわかっても、もう肉欲はどうにもならなかった。自制もきかず、罪を犯してしまった。この時、ダビデは勝利を重ねていた。

サタンの誘惑は厳しい試練の最中ではなく、成功を収めた時、順調に物事が進んでいる時に来ると言われている。心の緊張、警戒心が失せ、油断し、心にスキがある時だ。サタンが誘惑をもって、弱い所に襲って来る。祈って見張っていよう。

「近づかないこと」「逃げること」「避けること」は大切だ。それによって罪から守られる。アルコールに弱ければ、酒屋に足を向けないこと、店に入らないこと、自分は大丈夫だと思い、酒屋に近づいて失敗する。自分は大丈夫との過信が命取りになる。今、避けるよう、離れるよう、言われている事があるだろうか。
主に従おう。
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自分の肉の弱さを知っているからこそ「近づかない」「逃げる」「避ける」のだ。大丈夫と思っているのが一番危ない。戦いをいどまれている事をいつも覚えて、ゆだねられた良いものを御霊によって守っていただこう。