2011年08月13日(土)

「そうすれば、神のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます」ピリピ4:7


私たちは問題が起きた時、まずどうするだろう。パニックになり、とにかく何とかしなければと、動き回るだろうか。自分の力と知恵を駆使して、目の前の問題を、何とか解決しようと試み、頑張る。 あれやこれやと、実際に行動し、やってみるが、しかし、心はどうだろう。思い煩いと不安で、心暗く、重苦しい。つまり、平安が無い。心がしんどく、思い煩いは深まるばかりだ。

そんな中、自分の力で、何とかしようとしている事に気づかせられる。目の前の問題から目を離し、主を見上げる時に、いつも耳にしている御言葉が響いて来る。「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」「何も思い煩わないで・・願い事を神に知っていただきなさい」「思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるから」。

御言葉を一つ一つ握りしめ、心に深く思い、見つめる時、見えない世界に、主に目が転じて行く。そうだ、委ねなくては、と思えて来る。自らの気持ちや思い煩いをことごとく、主に持って行く時に、不思議を経験する。状況は何も変わらないのに、心が平安になるのだ。この平安は何ものにも代えられない。あなたの目の前の事を、気持ちを、祈りによって主に告げよう。心が変えられる。
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心配しないで私に渡しなさいと神は言われている。先の事がわからないのはなんと恵みか。心配なことを打ち明け、主の平安をいただき主の最善を信じ、心が静かに変わる。