2011年09月12日(月)

「何も思い煩わないで・・願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が・・心と思いを守ってくれます」ピリピ4:7


ある人が、ハードな仕事で早朝出勤、深夜帰宅が続いた。仕事量多く、又、プロジェクトが思うように進まず、対人関係においても多大なストレスが重なった。とうとう許容量オーバーとなり、疲れで倒れ、入院静養になった。余りにも忙しく、神が飛んだ状態の日々だった。しばらくして、ひと息つくと、仕事が気になって〃仕方がない。イベントまでにどうあっても出社しなくてはならない。即、退院と思うが、医師に止められる。

思い煩いに襲われ、そんな頃、やっと神に心を向けることができた。久し振りに聖書を開き、心を静めて祈った。何の邪魔もない、静かな時間に、今の心の焦り、心配、煩い、すべての思いを一つ一つ神に打ち明けた。神から離れ、自分中心に自分の思いで生活していた事に気づかされた。御言葉の通りに、神に願い事を告げ委ねて行くと、不思議に、不安、恐れ、思い煩いが、スーッとおさまって行った。自分が勝手に作り出した妄想の煩いであると気づかされた。

仕事も御心のままにと、委ねきった時、心の隅々まで平安で満たされた。心がすっきりした。もう期日までに退院できても、できなくても良いと思えた。どうであれ、主は最善をして下さると。その直後、身体は回復し、イベント前に退院の許可が出たのだった。
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なぜ思い煩っているのだろう。自分の望む解決に固執しているのか、また神様の力強い御手を忘れているのだろうか。心配事を神様に渡してしまえるように祈ろう。心配事の一つ一つを神様の思いと力を頼り、解決できるよう心新たにして下さる。