2012年03月13日(火)

「しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え・・」ヨハネ14:26

色メガネをかけるなら、景色がその色に見える。もし、自分の偏見や思い込み、独断の色メガネで見ているなら、目の前の事態がそのようにしか見えない。ありのままの景色を見るためにはどうすればよいか。色メガネをはずす事だ。風景の問題でなく、自分の偏った、間違った見方が問題だ。

ある人が対人関係でトラブルが起きたが、どうしても、相手が悪いとしか思えなかった。自分は被害者であって、悪くなどない。しかし、心に喜びと平安が無い。心は辛くて、重苦しく、暗いままだ。余りに苦しいので、主の御前に出て、あれやこれやと心の内を打ち明け、祈っていた。その時、御霊は示して下さった。

自分は被害者だと思っているので、自分を正しいとしていて、全く気づかなかったが、相手を憎み、敵対心を抱き、裁いている。そこに愛のかけらも無かった。これは自分の罪であり、主に対して罪を犯しているので、心に平安が無く、苦しいことを。相手は関係無く、自分は自分の罪として、御前に悔い改めた。

その時、平安が戻り、心が安堵で満たされた。この平安は何ものにも代えられないものだった。被害者だと思う陰に、憎しみや妬み、高慢が潜んでいて気づかない。御霊は、私たちを照らし、気づきを与え、信仰生活を導いて下さる。
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自分のメガネで見たものを御霊によって濾過され、捨てるべきもの、変えるべき所をいつも教えられる。主にとどまり御霊の導きを意識して、御霊に頼っているならいつも主が平安へと導き返して下さる。