2012年11月12日(月)

「そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます」ピリピ4:7

信仰生活で、様々な苦しい状況に陥り、悩む。経済的苦境、健康上の問題、また対人関係かも知れない。難しい人間関係に遭遇し「あなたの隣り人をあなた自身のように愛せよ」との御心を行なえない、愛せないことに悩む。どれだけ頑張っても、愛せないことを知る。心に平安と喜びがなく苦しい。

「へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい」「自分の敵を愛し」と言われるが、どうしてもできない。心は悶々状態だ。又、何かの深刻な状況が生じ、思い煩いで一杯かも知れない。こんな時はどうすれば良いのか。

まず、主のもとへ行き、心の内を余すところなく打ち明けることだ。感情も、気持ちも、思いも、何もかもを主にぶつけよう。心の痛み、苦しみ、悲しみが頂点に達した不妊のハンナは、「主に祈って、激しく泣いた」「長く祈って」「心を注ぎ出していた」「つのる憂いといらだちのため、今まで祈って」心の底の誰にも言えない思い、感情、気持ちをすべて洗いざらい告げた。

そして祭司から「安心して行きなさい。願いが叶えられるように」と言われ、ハンナはすっかり変わってしまった。平安と喜びに満たされた。泣いて食事をしようとしなかったのに、帰って食事をした。彼女の顔はもはや以前のようではなかった。苦しい気持ちを、感情を、まず主のもとに底の底まで赤裸々に告げよう。心が変えられて行き、感謝と平安へと導かれる。
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問題の度に自分で心配し、自分で自分を安心させる必要はもうないと主は言われる。主に持って行き、握っている問題を主にお任せできるように祈ろう。世の平安とは全く違う神の平安を経験する。