2013年12月13日(金)

「アイの人々は・・打ち殺し・・下り坂で彼らを打ったので、民の心がしなえ、水のようになった」ヨシュア7:5

大きな祝福を受けた後に、大成功した後に、失敗するとよく言われている。大きなイベントを無事終えたり、難しい問題を解決した時に、ほうっとして、油断してしまうからだ。安堵してしまい、無防備になり、サタン警戒を怠ってしまう。その時をサタンに襲われ、誘惑に陥ってしまう。勝利の後にこそ、気を引き締める必要がある。ダビデも油断していた時に、バテシバと罪を犯し、サタンにやられてしまった。

イスラエルはエリコ陥落に大成功した。勝利の進軍だった。それが小さな町アイに敗北した。人口も少なく余裕の戦いであった。
しかし想定外の事が起こり、敗北して逃げ帰った。この動揺は大きかった。奇跡のヨルダン川渡渉をし、目の前でエリコの城壁が崩壊し、当然このままずっと大勝利のはずだった。それが突然の敗北で「民の心はしなえ、水のようになった」。

なぜか?奇跡に次ぐ奇跡を体験し、勝って当然、恵みを恵みとせず、自分達の判断、力に頼り、高慢になってしまった。その結果であった。私達も物事が順調に進んでいる時こそ、よく気をつける必要がある。神に頼らず自分で歩んでしまう。これが高慢だ。ヨシュアに原因が明らかにされた。彼らの中に罪があった。

私達も失敗したり、事がうまく行かない時、状況が悪い、組織が悪いと、周囲が悪いと、外にばかり原因を求め、自分については考えない。自分に問題がある事に気づかない。自分に思いが至るなら、悔い改めに導かれ、その失敗が成長へと用いられて行く。
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大きな山場にはよく祈り、慎重に主に尋ね従うが、その祝福の後に、苦い失敗を経験する。これくらいと油断しサタンに背中を押されて行動してう。祝福の後こそ、主を見失うことなく謙遜にいよう。