2014年04月12日(土) 「主はエリヤの願いを聞かれたので、子どものいのちはその子のう ちに返り、その子は生き返った」T列王17:22
「主はエリヤの願いを聞かれたので、子どものいのちはその子のう ちに返り、その子は生き返った」T列王17:22
飢饉が広がる中、エリヤはケリテ川の水が涸れた後、主に示された 通りに、ツァレファテへ向かった。主が「一人のやもめに命じて、 エリヤを養うようにしている」と。出会ったやもめは、ひと握りの 粉と少しの油だけがあり、それで子供と最後の食事をし、死のうと していた。 その目の前に、エリヤが現れて、非常識な要求をした。まずその残 りの粉で、自分のためにパンを作るようにと。そうするなら、飢饉 が終わるまで、かめの粉は尽きず、そのつぼの油は無くならないと。 やもめはエリヤの言葉の通りにした。 すると奇跡が起きて、飢饉の間中、粉と油は尽きず、息子と自分は 食べることができた。飢饉のまっただ中で、神により養われた。と ころがその後、息子が重病に陥り、死んでしまった。エリヤはその 息子が生き返るように、主に祈った。 主はエリヤの願いを聞かれ、その息子は生き返った。その生き返っ た息子を、彼女に返した時に、彼女は、「あなたが神の人であり、 あなたの口にある主の言葉が真実であることを、今、知った」と言 った。それ以前は、まだよくわかっていなかったが、息子の死を通 して、神の言葉が真実であると身をもって知った。 彼女の内で、信仰が確かなものとされた。大きな厳しい試練であっ たが、主と主の言葉が真実である事を知る恵みと祝福とされた。私 たちも、試みは、厳しく苦しいが、必ず「主のことばが真実である ことを知った」と言えるようにされる。 ・・・・・・・・・・・ 素晴らしい奇跡を見た後で、息子が亡くなるという大変な試練が臨 んだ。せっかく、命が助けられたのに、その命が断たれてしまい、 何で?と思うが、更なる素晴らしいご計画があり、信仰が確かなも のとされた。理解できない時も信じて行こう。主のされる事に間違 いはない。