2015年01月13日(火)

「兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕えたなどと考えてはいません。ただ、この一時に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み・・」ピリピ3:13



他人と過去は変えられないと言われているが、過去を思い、くよく
よする事があるだろうか。普段は目の前の事に忙しく、忘れて生活
しているが、何かがあると、過去の失敗、過失、傷が思い出される
だろうか。フラッシュバックし、心暗くなり、重苦しくなり、落ち
込む事があるだろうか。

悔い改めたその事は、主の十字架の血潮によって、もうすでに完全
に赦されているのに、またほじくり出しては悶々とする。取り返し
がつかないと思ってしまう失敗や、又、ミスした選択、もしあの時、
違う選択をしていたら、この時、違う対処をしていたら、又、逃し
てしまったチャンス、あの時ああで・・、この時こうであれば・・
今、自分の人生は全く違った結果になっていたかもしれない・・堂
々巡りしては後悔する。

しかし、もし神が、あなたに違った道を歩ませたければ、その時、
そう出来なかっただろうか。この事を本気で信じているだろうか。
心の奥にとがめや不安がある時、前進が出来ない。感謝と喜びが奪
われてしまう。過去のその所に神を認めよう。「わたしは、もはや
決して彼らの罪と不法とを思い出すことはしない」と主は宣言して
下さっている。

罪の全き赦しを受け止め、感謝しよう。神の摂理と御心を認め、信
仰もって受け入れよう。受け入れた時、「ひたむきに前に向かって
進」んで行ける。
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失敗や躓きで後悔のない人生を歩む人がいるだろうか。悔い改めて
主は赦された。そして後ろのものを忘れてと言われている。主から
受けた祝福と恵みは決して忘れず前進していこう。