2015年09月12日(土)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくだ さる」詩編37:5

 

主は「求めよ。そうすれば与えられる」と言われる。「あなたがた
のものにならないのは、あなたがたが願わないから」だと。まず、
求めよと。しかし私たちの願う事が、神の御心でなければ叶えられ
ない。だが自分の願いが、御心に叶っているのか、そうでないのか
わからない。そんな時は、そのまま祈って行けば良い。

主は、私たちの願いが御心でなければ、その事も示し、導いて下さ
る。祈りを軌道修正し、御心にかなった祈りへと導かれる。御心で
なければ、止めて下さる。ある人が、ある志が与えられ、主の御心
だと思え、祈り、進もうとしていた。しかし身体面の弱さがあり、
家族、親族はそれを大変不安に思い、皆、反対した。身体を気遣う
ゆえだった。

しかし本人はどうあっても御心だと信じ、進もうとする。周囲は心
配するがゆえに反対する。御心を行なおうとしているのに、反対さ
れ、行き詰まる状況に、せっぱ詰まり、主の御前にことごとく打ち
明け、祈った。その時に、心の奥を照らされた。余りに反対される
ので、反発心があり、意地になって進もうとしている自分に気づか
された。自我だと示された。

悔い改めて、今一度、主にすべて明け渡した。すると主の御心のま
まで良いと思えて、全き平安になってしまった。主が止められるな
ら、それもOKと心底思えた。するとその後、奇跡が起きて、心か
ら語る言葉に、家族が受け入れてくれて、了承してくれ、志を行な
うことができたのだった。

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願いを求めて行く時、動機が間違っている事がある。その時に、祈
りを主に委ねて行くなら、御霊が内側を照らし、動機をきよめて、
軌道修正し、導いて下さる。それにより、又、新たに主のご愛や真
実、導きを知って行く。