2015年11月12日(木)

「ダビデは言った。『ケイラの者たちは、私と私の部下をサウルの手に引き渡すでしょうか。』主は仰せられた。『彼らは引き渡す。』」Tサムエル23:12




その前に、ダビデはペリシテ人を打って、ケイラの住民を救った。
その後、ダビデを追うサウルが、ケイラに迫っている事を知った。
普通なら、ケイラの人々を助けたのだから、当然、サウルに追われ
ているダビデを助けるはずと思う。しかし、殺害を何とも思わない
サウルは、ケイラの人々を平気で虐殺するだろう。ケイラの人々も
それを恐れて、ダビデを渡すかも知れない。

ダビデは、その事を祈りに持って行き、主に問うた。すると、主は、
ケイラの人々はダビデをサウルに引き渡すと。そこでダビデと部下
600人は、すぐにケイラから出て行き、あちこちとさまよった。ダ
ビデがケイラから逃げたと知ると、サウルはダビデ討伐をやめた。
ダビデは、荒野や要害や、ジフの荒野の山地に宿ったりした。サウ
ルは執念深く、しつようにダビデをつけ狙ったが、神はダビデをサ
ウルの手に渡さなかった。

私たちも常に祈り、御霊の判断を仰ぐことが大切だ。助けたのだか
ら、助けてくれるというのが普通の判断だ。しかしダビデが肉の判
断で動いていたら、大変な危機を身に招いていた。人間的判断で、
行動してしまうと間違ってしまう。問題を招いてしまう。常に御霊
の判断、導きに目を向け、祈り心でいよう。主は御心へと導いて下
さる。その時、すべての面で安心だ。
-----------
こうしたから、こうなると安易な肉の量りは危険だ。当然だと思う
ときこそ、大切な主の御心が抜け落ちていく。些細なことも主に尋
ね、肉の思いから主の導きへ思いを明け渡そう。