2016年04月12日(火)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」詩編37:5



ある人が主の働きにつくように導かれていると感じていた。しかし
主の導きを感じるのだが、心に何かとどめるものも感じる。何か心
にかげりがあり、そんな中途半端な状態がずっと続いていた。しか
し、きちんと祈ろうと決心して、主の前に祈りに持って行った。あ
るがままの心を祈ろうとした時に、初めてはっきりさせたくない気
持ちがある事に気づいた。

あいまいにしておきたい。自分が伝道者になると考える時に、どっ
と不安に襲われる。恐れが来る。そんな事が自分に出来るのだろう
か。将来は?経済的なことはどうなるのだろう。だが、私を強くし
て下さる方によってどんなことでもできるのではないか。主は栄光
の富をもって、必要をすべて満たして下さるのではないか。

祈りながら心の底を探る時、主を信じているつもりながら、信じき
れない自分を見せられた。信じきれないから、不安でたまらないの
だと。又、その事実にも向き合いたくなくて、認めたくなくて、あ
いまいにしておきたいのだと。御霊に見せられ、心から悔い改めて、
祈った。主に自分を明け渡すのでなく、自分で、自分の力でやろう
としていたから、恐れと不安しか無かった事も教えられた。

委ねて行った時に、自分が変えられ、決心が与えられた。私たちも
どうだろう。何か心がもやもやする時、平安が無い時、まず祈りに
持って行こう。心を打ち明ける中で、かげりの部分を御霊は指し示
して、御心へと導かれる。
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何もかも自分でやろうなどとは思っていないのに問題に直面すると
全てを委ねきれない自分に気付く。祈っても祈っても重苦しい日々
が続いているだろうか。そこに何があるのか示していただこう。