2016年07月13日(水)

「人を恐れるとわなにかかる。しかし、主に信頼する者は守られる」箴言29:25




ある人の証しだ。自分は性格的に、小さな頃から他人の事が人一倍
気になった。どうしても人目を気にし、良く見られたい、良い人だ
と思われたい。嫌われたくない。そんな時、趣味のサークルの中で、
ある人から悪口を言われている事を親しい人から告げられた。別の
人たちからも同じ事を聞き、心がしなえて真っ暗になった。

身に全く覚えのない中傷に、自分は立っておればよいと思うが、辛
くて、悲しくて涙が溢れた。人に良く見られたい自分の弱さ、急所
だった。その急所が痛くてたまらず、悶々の日々だった。しばらく
誹謗中傷が続き、辛くてたまらない中、祈りに祈った。主に心の内
をことごとく打ち明け、この事態を主の思われる通りに導いて下さ
いと、自分自身を明け渡した。

自分自身をこの事態を主に委ねた。するとあんなに苦しかった心に
安堵が来て、心が和らいだ。どうであれ、御手に委ねたので、後は
主が導かれると思えた。不思議な平安に心が守られて過ごせた。す
るとしばらくして心の不安定の病があって、自分が標的になってい
たと知った。この事を通して、「主に信頼する者は守られる」こと
を身をもって経験させられた。

苦しく辛い訓練であったが、通り過ぎた時に、以前の自分が変えら
れていた。あんなに人が気になって、気になって仕方無かったのに、
人は人と思えている自分に驚いた。自分の弱さを取り扱って下さっ
た主に心から感謝した。何があろうと、主を信頼して生きる事ので
きる喜びを味わった。
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人の評価が気になり、知らず知らず良く思われる方を選択している
ことがある。そのような弱さを持ているから、いつも正しい判断主
である主にしっかりと繋がり、守られていよう。