2016年09月12日(月)

「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい」ヨハネ14:1



ある人の証しだ。母親が、朝突然、体調崩して倒れた。激しいめま
いと嘔吐を繰り返し、病院へ連れて行こうとするが、本人は全く動
けない状態だった。すぐ救急車を呼んで、病院に付き添った。どっ
と不安と恐れに襲われた。脳梗塞か、何か重大な病気では、生死に
関わるのでは・・不安は不安を呼び、祈りつつ病院に到着。

様々な検査の間も祈り、気持ちの動揺や、不安をそのまま主に告げ
ながら、祈っていた。一通りの検査を終えて、医師に呼ばれ、行く
と、「大丈夫です。心配ありません。単なる過労です。よく休めば
直ります」。どおっと心に安堵が広がり、肩の力が抜けた。なぜす
べての不安が消えて、安堵できたのだろう。それは医師の言葉を信
じたからだった。

言葉を信頼したから、安心が来た。救われてまだ数年だった頃の、
印象深い出来事だった。主の言葉を信じる、御言葉を信頼して歩む
という事を教えられた。御言葉を信じて歩む、その時に平安が与え
られる。しんどい苦しい状況の中でも、御言葉を信じる時、心は平
安になる。

どんな苦しい中でも、御言葉に心を向け、集中して行く時、状況は
変わらなくとも、心に平安が来て、支えられる。今、目の前に困難
があるだろうか。「わたしはいつもあなたと共にいる。だから、心
を騒がせるな。神を信じ、またわたしを信ぜよ」と語られている。
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一つ一つの現実の中で主が傍にいて「大丈夫だ」と声をかけてくだ
さるならどれ程安心だろう。すぐに見える所に影響され、不信仰は
露呈するが、御言葉に立ち変わらぬ平安を受けていこう。