2017年03月13日(月)

「平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです」マタイ5:9



「平和をつくる者は幸いです」「義を結ばせる種は、平和をつくる
人によって平和のうちに蒔かれます」。義を結ばせる種は、平和の
うちに蒔かれる。争いや恐れ、混乱の内にではない。「平和のうち
に」だ。その平和をつくる人になるためには、まず自分自身が平和
を持っていなければならない。

自分の内側が、赦せない思いや憎しみ、敵対心、復讐心でいっぱい
なら、到底平和をつくり出すことはできない。又、思い煩いや不安、
恐怖でぐちゃぐちゃの混沌状態なら、とても人と人の間に、平和を
つくる事などできない。重要な事は、まず自分と神との平和を持つ
ことだ。神との関係が第一だ。自らの内にある問題を、神のもとに
持って行く時、神は取り扱って下さる。

神の御手に置く時に、その問題を一歩一歩導かれる。時間をかけな
がら、導かれる場合もある。しかし、神の御手に置かれた事で、心
は平安になる。神を避けたり、隠れたりでなく、神との関係が正し
くなるからだ。又、罪を犯した時、告白するなら、その罪は赦され
る。「不法を赦され、罪をおおわれた人たちは、幸いである。

主が罪を認めない人は幸いである」とあるように、主の十字架のゆ
えに、罪無しとされる。その時、神との和解があり、心は平安にさ
れる。罪の赦しを受け取り、一つ一つの問題を明け渡し、従う姿勢
でいる時に、状況に関係なく平安が与えられる。その時、御霊によ
って、平和をつくる者として用いられる。
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たましいに安らぎを持っていることが何よりの幸せだ。今、罪も重
荷も主に任せきって御前に幼子のように安心しきっているだろうか。
確かな主の愛に繋がっていよう。主の平和を人に与える者になろう。