2017年09月12日(火)

「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい」ローマ12:2


その昔、宇宙は、地球を中心に動いていると見られていた。その時
には、その動きは複雑怪奇で説明が成り立たず、わけがわからなか
った。それが、宇宙ではなく、地球の方が動いていると見た時に、
突然すべてがすっきり解明した。宇宙は今も昔も何も変わらないが、
視点が変わる事によって、全く見え方が変わる。

これをコペルニクス的転回と言われているが、私たちクリスチャン
も、この視点の転換が起こる時に、主がわかって行く。主に向き、
従おうとして行く時に、御霊が働いて、教えて下さる。この視点の
転換によって、難題が解決して行く。信仰者であっても、古い人は
根深く、自分の願望が成し遂げられる事こそが、自分の大きな喜び
だと思う。

そして懸命に取り組むが、実際はほとんど自分の思い通りにはなら
ない。挫折を味わう。又、仮に思い通りになったとしても、その瞬
間は歓びがあるが、その底には、何かこんなはずではない虚しさを
感じる。そんな事を繰り返す中で、信仰者でありながら、自己中心
に生きている姿に気づかせられる。

自分の価値観と自分の力で生きている。それに気づけることが祝福
だ。変えられて行く。神の国と神の義、神第一、神の御心中心にし
て行く時に、心に真の平安が来る。自己中心から神中心に、転換し
て行く時に、秩序をもって人生が回って行く。まず御霊の気づきか
ら、祝福が始まる。
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自分中心から神中心へ主従関係を変えていく時、痛みは伴うが神の
秩序の中に入れられているから御霊の支えがある。神の喜ばれるも
のは何か。知恵を主に求めていきたい。