2017年11月12日(日)

「というのは、善を行なって、愚かな人々の無知の口を封じること は、神のみこころだからです」Tペテロ2:15


私たちは寒暖計の人生だろうか。外気温そのままに、正比例して、
温度を表示する。寒ければ低く、暑ければ高温度を表示する。つま
り、気温の通りに反応する。相手が親切であれば、親切に対応し、
優しければ、優しく対応する。相手が冷たければ、こちらも冷たく、
無視されれば、無視し、攻撃されれば、こちらも反撃する。

これは反応する生き方だ。これでは、自分の幸せ、不幸せが、相手
によってコントロールされる事になる。すべて相手次第という事に
なり、自分が無い。ここ数日を振り返ってみてどうだろう。他人の
あの言葉やこの態度で、自分がアップダウンし、又、暖かくなり、
冷ややかになっていないだろうか。

他人の評価で一喜一憂し、喜んだり、沈んだり。人が気になって、
気になって仕方が無い。まず反応している自分に気づき、祈ろう。
人に反応するのでなく、御霊に反応し、御心を行ない、導きに従う
事を決心しよう。

ある人が、職場で辛く当たられ、挨拶しても無視された。しかし反
応ではなく、御霊に従って生きる事を決心していたので、相手に関
係無く、相手がどうであれ、自分は挨拶をし続けた。すると段々相
手が変わって来た。やがて、親しい友人となり、悩みを相談される
ようになった。

又、ある人は無視されても同様に挨拶を続け、特別親しいというわ
けではないが、普通の関係になり、しかし自分自身は平安に満ちた。
私たちは反応するだけだろうか、もし御霊に従うなら、、自分から
良いものが出て、自分と周囲を変えて行く。

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人に反応して生きている時、御霊の気づきを与えられるよう祈ろう。
そのつど主のもとへ行ける。そして反応するのでなく、主の御心を
行なえるよう祈ることが出来る。御霊は助けて下さる。主とひとつ
に生きる御霊の喜びを味わって行ける。