2019年01月13日(日)

「宴会の世話役は・・それがどこから来たのか、知らなかったのでー しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた」ヨハネ2:9


カナの婚礼のみわざはよく知られている。結婚式の最中に、ぶどう
酒が無くなってしまい、裏方を手伝っていたマリヤが気づき、「ぶ
どう酒がありません」と主に告げた。わたしの時はまだ来ていない
と言われたが、マリヤは主を信頼していたので、手伝いの者たちに、
「あの方が言われることを何でもしてあげてください」と伝えた。

主が何とかしてくれると信じたからだった。すると主は「水がめに
水を満たしなさい」と言われた。水がめは、80〜120リットル入る。そ
れが6つあった。井戸から大変な骨の折れる作業だ。しかし手伝い
の者たちは、主の言われる通りに満たした。そして水を汲んで、宴
会の世話役の所へ持って行くようにと言われた。その通りに持って
行くと、純正の素晴らしいぶどう酒に変わっていた。

人々が驚くほどの最高のぶどう酒だった。宴会の世話役は、それが
どこから来たか知らなかった。「しかし、水をくんだ手伝いの者た
ちは知っていた」。私たちも、主のしもべとして生きる時、主の言
われた通りに従う時、主の素晴らしいみわざの目撃者とされる。そ
れは人には知られない、全くの裏方の仕事かも知れない。

しかし自分自身は主の素晴らしさを味わい知ることになる。それは
人知れず、陰でする執り成しの祈りかも知れない。又、何かの働き
かも知れないが、何であれ、自分にとっての「水がめに水を満たし
なさい」に従おう。

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主の言葉を聞くだけでなく、言われた事に従う時に、主のみわざを
見る。それは従う者に与えられた特権だ。目の当たりに主の素晴ら
しさを見る。まさに目撃者だ。何と光栄だろう。今、「水がめに水
を満たせ」が思い当たるだろうか。その示しに従おう。