2019年08月12日(月)

「そこで蛇は女に言った。『あなたがたは決して死にません』」創世記3:4 



サタンがエバを誘惑しにやって来た。エバがどんな状態なのか、試
したのだろう。「神はほんとうに言われたのか」と。「神」や「神
の言葉」を出して来て、安心させ、そうではないと、エバが反論し
乗って来るように仕向けた。無神論や神否定なら、はなから警戒し
て接するが、神も御言葉も認めているので、同じものかと、心を許
してしまう。

そして、サタンは、エバが御言葉が不確かで、おぼろげで、御言葉
に立っているのではない事を見て取ると、一気に攻撃をしかける。
「あなたがたは決して死にません」。神は、善悪の知識の実を食べ
ると、「必ず死ぬ」と断言された。正反対だ。こんな明白な事はな
い。しかし最初から、「決して死なない」と言われるなら、即、間
違いがわかるが、サタンの声に聞いて乗って行ってしまうと、説得
されてしまう。

極めて狡猾で巧妙だ。エバは御言葉に立っておらず、自分の思いに
立っていたので、サタンにやられてしまう。サタンに聞いて行くと
「決して死にません」と言われて、もはやおかしいと思わない。更
に「神のようになり」と言われて、誘惑が核心を突いて来る。神の
ようになりたい。自分で好きなように判断し、自分の思い通りに生
きて行きたい。

そう言われて木の実を見ると、もはや識別力も判断力も飛んで、禁
じられた木の実が、魅力的で、心地良く、素晴らしいものにしか見
えない。食べるのは時間の問題だ。このサタンが朝起きた時から、
ずっと言葉を発して来ている。言葉が飛び交っている。祈り無くし
て、見分けられなくなってしまう。サタンをも利用される、主に拠
り頼み、識別を祈っていよう。
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自分の思いでサタンに関わらず主のように、聖書にはこう書かれて
いるとサタンを撃退したい。くり返し御言葉を読もう。自分の思い
は曖昧だが、神のことばは鋭利で鋭い。