2020年09月12日(土)

「あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してく ださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらな い」詩篇55:22

信仰生活で、落胆する事を経験するだろうか。時に、それが続いて
しまう事もある。目の前の出来事に、状況に、がっかりし、失望し
てしまう。気落ちすると気力が失せ、気持ちが萎えて、何をする力
も湧かない。そのどん底にいる時は、主が見えなくなってしまう。
働かれている主が見えない。

失望が、主をさえぎってしまうのだ。自分の目の前に10円玉を置け
ば、太陽が見えなくなってしまうように。しかし実際は10円玉より
太陽の方が遙かに大きい。目の前にそそり立つ壁のように見える問
題より、主の方が遙かに大きい。自分が10円玉の方を見てしまって
いるのだと認識しよう。問題から目を離して、主を見上げよう。

耐えることのできないような試練は無く、試練とともに、脱出の道
がある。そして「わたしがあなたがたのために立てている計画」、
主のご計画がある。突如の、想定外の出来事だが、不運なのでなく、
ご計画の内だ。又、サタンにほんろうされているのではない。主の
ご意志だ。災いではなく、平安を与える計画であり、将来と希望の
ためのものだ。

渦中にいる間は、なかなか見えないが、必ず、平安の落とし所へと
導いて下さる。今、何も見えず、目の前の苦しい事態しか見えなく
ても、重荷を主にゆだねよう。そして信じて待ち望もう。必ず試練
は、成長へと実を結ぶ。通って良かったと言えるようになる。

自分の思っている方法やタイミングと、主のそれは、しばしば大き
く異なる。だから待ち望もう。主の方法とタイミングで事態を、又、
私たちの内側を動かし、解決へと導いて行かれる。

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試練の度に、結果的には、大きな恵みが隠されていたと知る。しか
し渦中の中では、トンネルの中なので、真っ暗でパニックになって
しまう。だが心配して下さっている主がおられる。しっかり見て下
さっている方が共におられる。主を呼んでみよう。心が変えられる。