2020年12月09日(水)

「「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆえ、わたしはあなたに、誠実を尽くし続けた」エレミヤ31:3



「人の望むものは、人の変わらぬ愛である」とあるように、私たち
は誰しも皆、人の愛を求めている。人に愛されたい。しかし人の愛
には限りがあり、見返りを求めてしまう。親切な行ないをすれば感
謝が欲しい。全く感謝が無いのに、善行を続ける事は難しい。私た
ちはどうしても報いが欲しい。報いが無いなら疲れてしまい、続け
る事が難しい。

しかし神の愛は無条件だ。与える愛であり、犠牲愛だ。神を基盤に
し、その神を間に置き、人と交わる事が秘訣だ。まず「初めに神」
で、神との交わりにより、自分自身が喜びと平安に満たされて、人
に関わって行く。すると神の愛で、心が満たされているので、人か
らの見返りを求める必要が無くなる。真に与える者とされる。

人の愛を求めて、人に依存し、執着する事から守られる。人からど
うこう言われる事が気にならない。神を通して、人と関わることが
大切だ。「初めに人」となり、まず神でなく、人の愛を求めると、
心満たされる事がなく、逆に、妬みやそねみ、欲求不満と様々な悩
み問題を起こして行く。

「初めに神」でなく「初めに人」になっていないだろうか。人に求
めても、心の奥底は決して満たされることはない。神しか満たす事
ができない。まずその求めを神に向けよう。神から真の喜びが来る。
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人に良くしたら、良く思われたい者だ。愛を示すにも条件つきだと
思わされる。無条件で永遠の愛で神に愛されている事実に何と無関
心でいるだろう。神の愛と与えられている恵みに感謝だ。