2021年01月13日(水)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」詩編37:5



思い煩いに飲み込まれる事があるだろうか。突如の問題が起きて、
不安でたまらない。恐れと心配の深い淵に落ち込んでしまう。心は
重く、真っ暗だ。そんな時、主はどこにおられるだろう。問題が高
い城壁のように立ちはだかり、主は飛んでしまっている。何とかし
なければと、そればかりで、ますます心はずっしりと苦しい。自分
の肩に重荷が、すべてかかっているからだ。重くてたまらない。

しかし「自分が」「自分が」と、自分が先立って動くので、ますま
す主が遠のいてしまう。しかし自分ではどうにも出来ず、空回りす
るばかりだ。どうにもならない、瀬戸際まで来た時に初めて、主を
覚え、主に拠りすがる。主は助けの手をのべて下さる。最初から頼
ればよいのだが、同じ事を繰り返す。自我が強く主に渡せない。

いろんな人々が、委ねればよいとわかるのだがどうしても、委ねる
事ができない。手放す事ができないと。自分が手放すと、事態がだ
めになる、崩壊してしまうと思う。又、自分自身を委ねると、なぜ
か何もかも失ってしまい、自分の思いの道を歩めなくなってしまう
と。そのため自分が握っていなければと、ますます固く握る。

そしてどんどん苦しくなり、窮地に陥ってしまう。自分には委ねる
事ができない事を認めよう。そして主に助けを求めよう。主が委ね
させて下さる。初めて自由にされ、平安と喜びに満ちる。自分の思
いとは違うかも知れないが、思いを遥かに越えた豊かな祝福が備え
られている。
-------------
思ったような解決を願っている時は、お委ねしたつもりでも、また
心配してしまう。狭い視野でがんじがらめの自分を手放して、主の
解決にお任せしよう。